覚えにくいものは、ゴロで覚えるという方法もあります。ゴロは誰かの作ったもので覚えてもいいですし、アレンジしたり、自分で作ってもいいでしょう。
今回は、5大栄養素・糖類を例にゴロを作っていきます。栄養素のゴロ覚えたい方、よかったら使ってくださいね。
ゴロの作り方のポイント
自分でゴロを作る場合は、自分が覚えやすいように作る
自分で1からゴロを作る場合は自分が覚えやすいように作りましょう。
自分では思いつかないという場合は、他の人が作ったものを使うといいと思います。
他の人が作ったもので、覚えにくいゴロは自分用にアレンジすると覚えやすくなります。
インパクトがあるものを作る
印象に残るものほど、覚えているものです。
面白いもの、変なもの、映像が思い浮かぶもの、歌に合わせやすいものだと覚えやすくなると思います。
映像が思い浮かぶもの、歌に合わせやすいゴロの例はこちらをご覧ください♪↓

ゴロを複数作る時は同じものを示す言葉は別のゴロでもできるだけ統一する
ゴロを複数作るときは、同じものを示す言葉は別のゴロでもできるだけ統一したほうがいいです。
言葉を統一するメリット
例えば、糖類のゴロを単糖類と二糖類の2つ作るとします。
①単糖類は、フルクトース、グルコース、ガラクトースのゴロを作ります。頭文字だけとって、
フグが楽
フ→フルクトース(果糖)
グ→グルコース(ブドウ糖)
が楽→ガラクトース
というゴロを作りました。
②次に、二糖類のゴロを作ります。
多くの二糖類はグルコース+他の単糖の組み合わせでできています。
今回ゴロを作るものは、
スクロース(ショ糖・グルコース+フルクトース)
マルトース(麦芽糖・グルコース+グルコース)
ラクトース(乳糖・グルコース+ガラクトース)
の3種類です。
フグのスシ、ぐるぐる丸で乳が楽
フ→フルクトース
グ→グルコース
ス→スクロース
シ→ショ糖
ぐるぐる→グルコースが2つ
丸→マルトース(麦芽糖)
乳→ラクトース(乳糖)
が楽→ガラクトース
二糖類の構成物質のフルクトース・グルコース・ガラクトースは先ほど作った、「フグが楽」をそのまま使い、「スシ」のスクロースと「ぐるぐる丸」のマルトース、「乳」のラクトースを足しました。
どう作ったらいいか分からない場合
覚えたいものの頭文字だけ抜き出して、並べかえるという方法が一番簡単です。
例えば、5大栄養素でゴロをつくるとします。
頭文字だけ抜き出すと以下のようになります。
蛋白質→たん
炭水化物(糖質)→たん(とう)
脂質→し
ビタミン→び
ミネラル→み
「たんたんしびみ」か「たんとうしびみ」となります。「たん」が2つあると、たんぱく質か炭水化物か分からなくなる可能性があるので「たんとうしびみ」を選んだとします。
「たんとうし、びみ」だと「タンと牛、美味」になり5大栄養素のゴロが完成しました。
頭文字だけで作るメリット
・文字の数が少なくて済むので、覚えやすい。
・たくさんの用語をゴロに詰め込むことができる。
頭文字だけで作るデメリット
頭文字だけだと、何を示すゴロだったか忘れてしまう可能性があります。
ゴロを作ったり利用する時の注意点
ゴロの作りすぎに注意!
ゴロをたくさん作っても覚えきれません。
あれ?これって何のゴロだっけ?
あのゴロはどんなだったっけ?
となります。試験の時に思い出せなかったら意味がありません。
ゴロの利用しすぎに注意!
資格によってはゴロ合わせの本も売られていることがありますが、全部ゴロで覚えるのは無理があります。また、ゴロの文だけ覚えて、ゴロが示す内容を覚えていない・理解していないのでは意味がありません。
ゴロは本当に覚えたいものだけ作る・利用するようにしましょう。
まとめ
ゴロは楽しくたくさん覚えるのに最適です。
ゴロの注意点に気をつけながらゴロを使って楽しく覚えてしまいましょう。